さて、前回ちょっぴり意識してみようと話した月経のことですが。
どんなことが月経を辛くしているかで、生活習慣やすでに病になっている場合などありますが、ここでは感情や観念がどう辛くしているのかにふれていきます。
感情・観念によるものは本当に人の数だけ様々で、自分だけの理由があります。自分で見ていくのもいいですが、カウンセラーや専門家にサポートしてもらうことをおススメします。
溜め込む感情は内臓にたまりますが、同じく子宮にもたまります。
そして、女性は月経に合わせて骨盤の開閉があります。
朝から晩でも開閉があるといわれていて、本来柔軟であることを望まれる場所ですが、女性は特にかたまりやすい傾向にあるかもしれません。
とても緊張の強い方、座りっぱなし・立ちっぱなしなど同じ姿勢で骨盤が硬くなると、これも子宮に影響して月経がつらくなります。開くべき時に硬く緊張していたら、血流の低下・冷えでバランスを悪くすることが考えられます。
そして、来てほしくないという気持ちから骨盤や子宮に力が入って辛くなることもありますね。
女性であることの否定、職場での不便や自分自身への自己卑下は子宮への病に繋がる場合があります。
覆い隠して否定した自分の素直な気持ちを自分が認めてあげないと、それはいつまでも自分の中で残り、出て行きません。否定して隠すから身体に残るのです。
まず、どんな理由にせよ観念や気持ちから、はたまた日常の生活の癖など。。。力の入っている自分を知ることをはじめましょう。
簡単なセルフケアのイメージ方法としては、、、
仰向けに寝て目を閉じ、深呼吸しながら意識を足先にもっていきます。そこから頭の先までゆっくりと意識をして硬くなっている部分を確認しながら緩んでいくようにイメージします。
硬い部分をみつけたら、イメージしましょう。じわ~っと温かくなってくるとか、軽くなる、自分がイメージしやすいものでかまいません。血液がながれていくなどイメージするだけでも違いますよ!
それだけでも涙がとまらなくなったり、声が思わずでてしまうこともあります。
素直にそれを受け入れて緩めていきましょう。
泣いてもいいし、叫んでもいい。その感情を感じてください。
月経前は特にそんな自分のいろんな感情があふれてきます。イライラしたり不安になったり。。。それはいつも隠している自分の気持ちです。それらが月経期間が来たときに流してしまえるように、否定せずに整理しましょう。
かつての部族がしたように、月経前には特に内観を強化して素直に自分をしりましょう。
否定せず、ただ知ってください。アンバランスな時期なので追求しすぎたり悪く思い過ぎないこと、「私って、こう思ってたんだな、、、だからこれが怖かったんだ」なんてのを認めてあげてください。紙に書いたりするとただただ頭でぐるぐる考えているより、それほど大変なことではなかったかもと思えることもあります。
客観的にみれないものもあるかもしれません。そんな時はカウンセリングやセラピーを利用することで客観的にそれらを受け入れることができるようになります。色々な方法がありますので、まず自分でできる範囲のセルフケアを無理せず行いましょう。
そして、ゆっくりとやりたい事をする。
よく、「ただただ寝ていたいけど、だらしないし、、、」なんて否定してしまう方もいますが、やりたいなら本気で寝てください。たまにはだらだらしてください
ちょっとしたご褒美をあげるのもいいですね
月経始まる前は、自分をジャッチせずにただ知ること。上記のイメージ誘導をしたり、優しいアロママッサージで冷えて固まった腰やお腹を温めたり、フラワーエッセンスをサポートに利用したりして精神のバランスを保ちつつ、自分も相手も攻め立てないことです。
この期間に収集した自分の不安やストレスを整理しておいてください。
続く。。。